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校長の稲吉です。
本日、校内マラソン大会を開催しました。
最近は、気温が低かったり、次第に風が強くなったりすることが多かったのですが、雲一つない青空が子供たちの頑張りを応援しているかのようでした。
気温もほぼ無風も、子供たちがこれまでの頑張りを発揮するのに絶好のコンディションでした。
本日も多くの保護者の皆様に応援をしていただきました。
ありがとうございました。
頑張る子供たちの姿を見てどうだったでしょうか。
子供がひたむきに頑張る姿は、本当に輝いていて、すばらしいなあと感じます。
古い考えかもしれませんが、マラソンは「自分自身の心(の弱さ)」との勝負だと思っています。
苦しくなってきた時、辛くなってきた時、力を抜くのか、諦めるのか、それとも頑張るのかを決めるのは、その人自身の「心」だと思っています。
今年度、子供たちの「心」を育てたいと考え、ここまで教育活動を進めてきています。
子供たちには、将来、苦しいことや辛いこと、逃げ出したいことに出会ったときに、立ち向かい、乗り越える強さを身に付けてほしいと思います。
もちろん、その強さは、マラソンでなくても、楽しさや嬉しさといった成功体験からも身に付けることはできます。
でも、こういった「自分自身の心(の弱さ)」とひたすらに向き合うことも大切だと考えています。
本日、多くの保護者の皆様、そして、練習をしてきた仲間、担任に励まされ、それぞれの子供が自分自身と戦いながら、頑張りました。
スタート前に多くの担任が「順位や記録もだけど、自分の中でどれだけ頑張れるかが大切だよ」と声をかけていました。
頑張り方は子供それぞれだったはずです。
苦しんだ中にも子供なりに「自分の中で頑張った何か」があるはずです。
ぜひ、お子様に聞いてみてください。
本日は、応援、ありがとうございました。
また、多くの保護者の方に、コース上に立っていただくボランティアとしてご協力いただきました。大変、助かりました。感謝申し上げます。
今後も、今回のマラソン大会のように、授業においても保護者の方のボランティアをお願いしていく予定です。ぜひ、ご協力をお願いします。
2学期も本日を入れて、残り13日となりました。
よい冬休みが迎えられるよう、頑張っていきます。
引き続き、温かいご支援とご協力をおねがいします。
校長の稲吉です。
今回のブログのタイトルは、第75回人権週間のキャッチフレーズです。
人権週間は、昭和23年12月10日に国際連合において採択された「世界人権宣言」を契機として行われています。今年度は12月4日から10日までとなっています。
この人権週間では、特に人権啓発活動を強化する期間とされていますが、人権を大切にする考えは、この強化期間に限らず、いつでも行われなければなりません。
これを機会に、12月4日の給食の時間に放送で、子供たちに次のような話をしました。
・「人権」とは、みんなが、生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のことです。
・みんなは、一人一人が、顔の形や背の高さ、声、性格など、色々なことが違います。
・そんな一人一人の違いを認めたり、自分や友達のよいところを見つけたりして、みんなが大切な存在であることを特に考える週間です。
・みんなは、自分の好きなところはどんなところですか?
・みんなの周りにいる友達のすてきなところはどんなところですか?
・自分と友達の違うところってどんなところですか?
・自分と違うから、自分に合わないからといって避けるのではなく、みなさん一人一人が優しい気持ちをもって、困っている子がいたら、認め合い、助け合いたいです。
先日、11月27日(月)には思いやり集会を開催しました。これも人権について考える一歩です。
http://nishioeducation.lekumo.biz/murobasho/2023/11/post-a473.html
ご家庭で、自分自身に対すること、友達について話すことなど、お子様の様子はどうでしょうか。
今、子供たちは心も体も大きく成長する時です。
人権は、私たち大人が模範となりつつ、子供の心に芽生えさせ育てていきたい、大切な考え方です。
そういった意味で、私たち自身も考え方や言動について、見つめ直さないといけないなあと感じています。
せっかくの人権週間です。少しでも良いので、お子様と話題にしていただければ幸いです。
本日、給食の時間のテレビ放送で、校内マラソン大会に向けた新しい企画を体育委員会が行いました。それは、昨年、新記録を出した子に早く走るためのコツをインタビューするものでした。
3人の記録保持者に、「走る時に意識していること」「早く走るためのコツ」「走っているときに考えていること」を質問しました。
「あきらめない」「同じリズムで走る」「肩の力を抜く」「家の周りを3周走ってからYouTubeを10分観る」「1位を取りたい」など、さまざまな回答が出てきました。
今、かけ足の時間だけでなく自主的に走っている子、ストップウォッチをもってタイムを意識している子など、マラソン大会に向けて、子供たちの気持ちが高まってきています。
当日、自分に勝つことができる子がたくさん出そうで楽しみです。