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校長の稲吉です。
10月に入り、急に朝夕が涼しくなり、日中も空気が乾燥しているため、とても過ごしやすくなってきました。
本校は、明治6年10月2日に創立して以来、150年目を迎えました。
そして、本日、創立150周年記念式典を開催することができました。
その様子は、先のブログで紹介をさせていただいています。
http://nishioeducation.lekumo.biz/murobasho/2023/10/150-203f.html
式典の第一部では、校長式辞として、体育館舞台の左右に飾ってある校歌と「切磋琢磨」の文字について、歴史を紐解きながら、その意味と先人が込めた思いについて、子供たちに話をしました。
私自身、学校の沿革史等の記録を読み、本校の歴史を学ぶ機会をいただきました。
歴史を紐解くほどに、本校や子供たち、私たちに対する「期待」の大きさを感じます。
校歌が制定されたのは今から55年前、また、「切磋琢磨」の文字も同じ時に先人の思いを紐解く中で、本校が目指すものとして明確化されました。
「仲間と励まし合い、助け合いながら、共に勉強や運動に励み、心も体も健やかに成長してほしい」という子供たちにかける思いは、150年前も100年前も、そして、今も、きっとこれからも変わることがありません。
150周年という節目に出会えることは、偶然であり、子供も教師も、本当に幸せなことです。
この記念すべき時に立ち会えることに子供たちと共に感謝し、祝いたいと思います。
そして、この節目に改めて知ることができた先人や地域の方々の本校や本校の子供たちにかける思いに応えるべく、私共は、日々の教育活動に取り組んでいきます。
改めまして、創立150周年、そして、本式典を迎えるにあたり、地域のみなさま及び創立記念実行委員長である室場小校区社会教育推進委員長の水野 幹雄 様をはじめとする実行委員のみなさまから、多大なるお力添えをいただきました。
みなさまの温かい支えなしには、本日を迎えることはできませんでした。
改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
10月2日に150年を迎えた室場小学校。本日、記念式典を執り行いました。記念公演の講師である地元の書家の波切童州先生、同じく地元にお住まいの愛知県議会議員の藤原聖様、地域の町内会長様等、たくさんの方々にご臨席を賜りました。
式典は2部制で、第1部は式典、第2部は記念公演を行いました。第1部の式典では、校長式辞、実行委員長挨拶、来賓祝辞、児童代表の言葉、記念品(校旗)披露、校歌斉唱などを行いました。
第2部は、「書に夢をもって」と題して、日展書家の波切童州先生に、実演の披露と講演をしていただきました。実演披露では、大きな筆を全身を使って書かれる姿に驚きと感動を覚えました。書いてくださった文字は、「嚶嚶(おうおう)」です。また、その後の講演では、波切先生がどのようにして書と出会ったのか、夢をもって生きること、仲間をたくさんつくるとよいこと、一生勉強が大事であることなどをわかりやすくお話してくださいました。
たくさんの方々のご協力があり、本日の式典を行うことができました。
本当にどうもありがとうございました。