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ブロック学年ごとに思いやり集会を開きました。思いやり集会とは、人権週間にあわせて人としてどうあるべきかをクラスを越えた仲間とともに考えを話し合う時間です。
1、2年生は、学校でよくありそうな場面から、自分が言われたらどんな気持ちになるのか、自分だったらどんな言葉をかけるのかを考えました。
3、4年生は、絵本「わたしのいもうと」の読み聞かせから「どうしたらいもうとは生きることができたのか」を考えました。
5、6年生は、架空の4人の女子の会話から、どんなことを感じたのか、自分だったらどんな会話をするのかを考えました。4人一組で、その子達になりきって役割演技をしました。何度も演技をするうちに、仲間はずれになるような言葉はよくないこと、優しく言うこと、きっぱりと言うこと、先生に知らせることなどたくさんの考えを出し合うことができました。
4年生から6年生が参加しているクラブ活動。今日も町の先生のご指導のもと活動をしました。
グラウンドゴルフでは、距離をだんだん離しながらまっすぐに打つ練習をしました。
科学実験クラブでは、竹を使った鉄砲を作りました。竹の長さと湿らした新聞紙の玉の大きさがコツでした。
茶道は、お茶碗の動かし方や体の動かし方、ふくさの折り方など細かい所作を教えていただきました。
その他のクラブでは、担当の先生の指導のもとそれぞれの活動を楽しんでいました。
カードゲームクラブは、トランプでババ抜き、はあっていうゲームをしました。
アートクラブは、非常に細かい模様に色づけをしていました。
ボール遊び、バトミントンは体育館を全面に使用して、元気よく活動しました。
校長の稲吉です。
本日は学習発表会でした。
多くの保護者や地域の皆様にご来校いただき、子供たちの頑張る姿を見ていただき、そして、温かい拍手をいただきました。
本当にありがとうございました。
今日の朝、校内を歩いてみると、各教室には担任からのメッセージが書かれていました。
このメッセージを見るだけで、今日はきっと子供たちの頑張る姿が見られる最高の一日になるだろうと確信をしました。
子供たちの姿はどうだったでしょうか。
それを支える教員の姿はどうだったでしょうか。
私が持っているカメラのファインダー越しの子供からは、緊張してセリフを言う前に生唾をごくりと飲み込む姿、「やってやるぞ」とニヤリと笑う姿、感動でうっすらと涙を浮かべる姿と、様々な子供たちの表情と姿を見ることができました。
それぞれの子供が、自分の精一杯を出し切ろうとする、そんな表情や姿を見ることができました。
昨日も書きましたが、火曜日の校内下見会からの子供たちの成長の度合いは、私たちの想像を超え、本当に驚かされます。
子供たちの心にスイッチが入ったとき、そして、学級の仲間との思いが一つになったとき、担任との思いが一つになったとき、本当に子供たちは大きな成長を遂げます。
そんな素敵な数日間を見て、感じることができた私たちは幸せです。
手前味噌で恐縮ですが、既述の担任からの黒板へのメッセージも、今日の子供たちの気持ちを高める教師の支えだったと思っています。
先日、校内の研修会で講師の方が、私たちの大切なこととして、「子供の姿がA(今の姿)からA’(未来の姿)に成長するイメージをしっかりともち、そのために授業でできることを考えること」と話をされました。
子供たちは、日々の生活をするだけで様々な経験を通して少しずつ成長をしていきます。
それをぐっと伸ばすために、私たち教師や大人(保護者の皆様)が、未来の子供の姿をしっかりと思い描き、それに向けて適切な支えをしていくことが大切だということを、この学習発表会への取り組みをとおして、改めて感じました。
本日を迎えるまで、保護者の皆様には、お子様の体調管理や衣装や道具などの準備も含め、本当に多くのご支援をいただきました。
ありがとうございました。
私たちは、本日見られた子供たちの姿(A)から、さらに次の成長した姿(A’)を思い描き、それに向けて取り組んでいきます。
引き続き、温かいご支援とご協力をいただければ幸いです。
本日は、ありがとうございました。