« マラソン研究タイム | メイン | 自分自身の心(の弱さ)と »

2023年12月 6日 (水)

「誰か」のことじゃない

校長の稲吉です。

 

今回のブログのタイトルは、第75回人権週間のキャッチフレーズです。

 

人権週間は、昭和23年12月10日に国際連合において採択された「世界人権宣言」を契機として行われています。今年度は12月4日から10日までとなっています。

この人権週間では、特に人権啓発活動を強化する期間とされていますが、人権を大切にする考えは、この強化期間に限らず、いつでも行われなければなりません。

 

これを機会に、12月4日の給食の時間に放送で、子供たちに次のような話をしました。

 

・「人権」とは、みんなが、生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のことです。

・みんなは、一人一人が、顔の形や背の高さ、声、性格など、色々なことが違います。

・そんな一人一人の違いを認めたり、自分や友達のよいところを見つけたりして、みんなが大切な存在であることを特に考える週間です。

・みんなは、自分の好きなところはどんなところですか?

・みんなの周りにいる友達のすてきなところはどんなところですか?

・自分と友達の違うところってどんなところですか?

・自分と違うから、自分に合わないからといって避けるのではなく、みなさん一人一人が優しい気持ちをもって、困っている子がいたら、認め合い、助け合いたいです。

 

 

先日、11月27日(月)には思いやり集会を開催しました。これも人権について考える一歩です。

http://nishioeducation.lekumo.biz/murobasho/2023/11/post-a473.html

 

ご家庭で、自分自身に対すること、友達について話すことなど、お子様の様子はどうでしょうか。

 

今、子供たちは心も体も大きく成長する時です。

人権は、私たち大人が模範となりつつ、子供の心に芽生えさせ育てていきたい、大切な考え方です。

そういった意味で、私たち自身も考え方や言動について、見つめ直さないといけないなあと感じています。

 

せっかくの人権週間です。少しでも良いので、お子様と話題にしていただければ幸いです。