法廷に立つ中学生たち 〜心で感じた“正義”の重み〜
11月28日(金)、西尾市立東部中学校の3年生101名が、体育館でちょっと特別な授業を受けました。その名も「模擬裁判体験」!講師として来てくださったのは、なんと現役の弁護士さん。実際の裁判員制度をもとに、生徒たちは証拠や証言をじっくり読み解きながら、事件の判決を考えるという本格的な内容に挑戦しました。
この授業は、愛知県弁護士会西三河支部が「裁判をもっと身近に感じてほしい」と企画したもの。生徒たちは裁判員として事件の真相に迫りながら、「法の重み」や「判断することの難しさ」を肌で感じていたようです。
ある生徒は、「証言だけじゃ決められないことが多くて、すごく悩んだ」と話してくれました。実際に考えることで、法律の世界の奥深さに触れたようです。
担当の先生も、「社会の仕組みを体験的に学べる貴重な機会になったと思います。これが進路や生き方を考えるきっかけになればうれしいですね」と語っていました。
子どもたちが真剣に考え、話し合い、決断する姿はとても頼もしく、将来が楽しみになる一日でした。






