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2025年12月 5日 (金)

「ちがい」を力にかえて ― みんなで学んだ人権の時間 ―

 こんにちは! 12月3日(水)、本校では「全校一斉人権授業」を実施しました。テーマは、 『差別の悲しさを越えて ― 平等への第一歩 ―』

 今回は「外国人差別」を中心に、人権について考える時間を全校で共有しました。授業は校内放送と各教室での話し合いを組み合わせて行い、生徒たち一人ひとりが「人権」について自分の言葉で考えるきっかけとなりました。

絵本『わたしのとくべつな場所』からスタート!

 授業のはじめには、絵本『わたしのとくべつな場所』の読み聞かせを放送で行いました。 「自分にとっての“とくべつな場所”ってどこだろう?」という問いかけに、生徒たちは目を輝かせながら考えていました。

 物語の主人公・パトリシアにとっての“とくべつな場所”は図書館。そこには、誰もが平等に迎え入れられる温かさがありました。

差別の歴史と今を見つめて

 授業の中盤では、アメリカの「ジム・クロウ法」などの歴史的な事例を通して、なぜ差別が起きるのかを考えました。 「人種」「国籍」「見た目」など、違いがあるからこそ生まれてしまう偏見や誤解。 でも、違いを知ることは、相手を理解する第一歩でもあります。

 子どもたちは、「どうしてそんなことが起きたの?」「自分だったらどう感じる?」と、真剣なまなざしで話し合いに参加していました。

最後は、心に残ったことを言葉に

 授業の最後には、 「外国人差別をなくすために、私たちができること」 「人権を大切にするために心がけたいこと」 をテーマに、クラスで話し合いを行いました。

 そして、それぞれが考えたことを標語として表現! 「ちがいを みとめあえる まちにしよう」 「ことばひとつで こころがかわる」 など、心あたたまる言葉がたくさん生まれました。

   東中生の感性や思いやりの心に、私たち大人も学ばされる時間となりました。 これからも、学校・家庭・地域が手を取り合いながら、東中生の「人を思いやる心」を育んでいきたいと思います。

 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

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