言葉がつくる空気を見つめて〜1年生いじめについて考える集会〜
1年生全員で「いじめについて考える集会」を行いました。テーマは、 「いじめの雰囲気をつくらないために」~誰かを傷つける人にならないために~。
この集会は、子どもたちが「自分の言動が、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれない」ということに気づき、思いやりの心を育むことを目的に行いました。
みんなの声から気づいたこと
まずは事前に行ったアンケートの結果をもとに、「誰かの言葉や行動で傷ついたことがある人がいる」ことを共有しました。 「えっ、そんなことで?」と思うようなことでも、受け取る側にとっては深く心に残ることもあるんですね。 子どもたちは真剣な表情で、友達の気持ちに思いを寄せていました。
「いじり」と「いじめ」のちがいって?
次に、「いじり」と「いじめ」の違いについて考えました。 「冗談のつもりだった」「仲がいいから大丈夫だと思った」——そんな言葉の裏に、相手の心の痛みが隠れていることもあります。 グループでの話し合いでは、「自分も無意識にやっていたかもしれない」と振り返る声がたくさん聞かれました。
大切なのは「相手の気持ちを想像すること」
集会の後半では、大河内清輝くんの出来事を通して、「いじり」がどれほど深い傷になるかを学びました。 子どもたちは静かに話を聞き、自分の生活を振り返る時間を持ちました。 「これからは、言葉を選んで話したい」「相手の気持ちを考えたい」——そんな前向きな声がたくさん聞こえてきました。
最後に…
教室に戻ってからは、今日の学びを振り返り、感じたことやこれからの自分の行動について文章にまとめました。 子どもたち一人ひとりが、「やさしい空気をつくる一滴」になれるよう、これからも学年全体で取り組んでいきます。
ご家庭でも、ぜひお子さんと「言葉の力」や「思いやり」についてお話してみてください。これからも、子どもたちが安心して過ごせる学年づくりを、みなさんと一緒に進めていきます!








