遠ざかる子供たちの姿に成長を(学習発表会)
校長の稲吉です。
本日の学習発表会、平日開催に変更をさせていただいたにもかかわらず、多くの保護者の方にお越しいただきました。
そして、頑張る子供たちの姿を見ていただき、温かい拍手をいただきました。
本当にありがとうございました。
今年度は、平日にさせていただいたおかげで時間的に余裕が生まれ、午後の1時間は5年生による「室場っ子発表会」と、6年生による全校レクリエーション「人間、まちがいさがし」を実施することができました。(その詳細は、ぜひ、お子様にお聞きください。)
さて、本日のお子様の姿を見ていただき、どうだったでしょうか。
1週間前に校内学習発表会を本番と同じ形で行いました。
この1週間前の姿と本日の姿は比べ物にならないほど、子供たちは成長をしました。
もちろん、中には、保護者の方が見に来てくださっているということで、緊張をして、声が小さくなったり、早口になったりしてしまった子もいます。
それでも、その子の中での精一杯の度合いは1週間前よりも大きなものとなっています。
今まで取り組んできたことを出し切ろうとする姿を見ることができました。
私は、そんな子供たちの姿を見ていて不思議な感覚になりました。
それは、子供たちはすぐ近くで演技をしているにも関わらず、少し遠いところにいるような感覚です。
私自身の気持ちの問題もあるかもしれません。
でも、子供がぐっと成長したからこそ、このように一歩も二歩も前に進み、私から遠い位置にいる感覚になったのだと思います。
それだけ、子供たちの成長は大きかったのだと感じています。
この数日間、担任をはじめ私たちは、子供たちの成長に関わることができ、その成長を見たり感じることができました。
そんな素敵な数日間を共有することができたことをうれしく思いますし、感謝をしています。
そして、本日や本日までの子供たちの成長を見て、改めて私たち大人が、子供の未来をしっかりと思い描き、それに向けてビジョンをもって適切な支えをしていくことが必要だということを感じました。
本日を迎えるまで、保護者の皆様には、お子様の体調管理や励ましの言葉、衣装や道具などの準備も含め、本当に多くのご支援をいただきました。
ありがとうございました。
担任には、今日の姿はあくまでも年度末の子供たちの姿に向けた通過点であり、これに満足せず、年度末の姿をしっかりと思い描き、取り組んでいくことが大切だと話をしました。
今年度も残り5か月を切りました。
引き続き、温かいご支援とご協力をいただければ幸いです。
本日は、ありがとうございました。