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2023年6月 5日 (月)

「強い」むろばっ子 とは

校長の稲吉です。

 

先週の金曜日、台風2号の接近に伴う大雨による天候の悪化のため、急遽、引き取りによる下校としました。
急な決定、また、その引き取り方法も訓練で行ったものとは異なった形としたため、保護者の皆様には、ご迷惑をおかけしました。
皆様のご理解とご協力により、子供たちを無事に帰宅させることができました。
ありがとうございました。

 

さて、本日、全校朝会を行いました。

本日は、「話をきき方」について話しました。

 

話を聞く時、よく、「聴(く)」という漢字を使って、「目」と「耳」と「心」を使ってきくことが大切だと話をします。

 

運動会に向け、子供たちは、開会式や閉会式で話のきき方を学び、練習をしてきました。
運動会当日も、体や顔を話している人の方に向けるなど、しっかりと意識ができていました。

運動会が終わった後も、その頑張ったことを全校朝会や下校の時、もちろん、授業でもしっかりと続けることが大切だと話しました。

特に「目」については、話をしている人の目を見てきくことが大切だと伝えました。

これは、全校朝会などに限らず、授業でも内容の理解や友達の発言内容の理解につながるものだと考えています。

 

相手の目をしっかりと見て話をきくことは、とても大変です。

大人でもそうですが、違う場所を見たくなったり、顔を下げたりしたくなることが多いです。我慢ができなくなったり、自分の弱い心に負けてしまったりしがちです。

でも、そのような時でも頑張れる、「強い」気持ちをもてる子供にしたいと思っています。

 

以前、お配りしたリーフレットにも記載していますが、今年度のキャッチフレーズにある「よく学び 明るく 強い むろばっ子」の「強い」に込めた思いの一つはこのことにつながります。

 

話の終盤での子供たちの真剣な眼差しが印象的でした。