6年生 チョコレートから考える
校長の稲吉です。
昨日、6年生に対して卒業講話をさせていただきました。
といっても、講話でなく、社会科(?)の授業を行わせていただきました。
あるチョコレートを通して、カカオ栽培に児童労働があること、それに対する取組があることに気づき、自分が何ができるのかを考える内容としました。
まず、子供の身近なチョコレート(製品名は控えます)のパッケージをみて気づいたことを出し合いました。
そこから、下の写真の内容に絞り、それを調べ、出し合いました。
さらに値段が高いフェアトレード商品と安いフェアトレードでない商品のどちらを買うかについても考えました。
1時間として、たくさんの内容で、さらに拙い授業でしたが、集中をして取り組み、自分の考えをつくりあげていく6年生の姿に感心させられました。
以下、感想の一部を掲載します。(一部抜粋しているものもあります。)
・一見、普通の物でも、ちょっと調べてみたら、その物に対する見方が変わることがわかった。
・私は今まで自分のお金で買おうとは思わなったけど、これからは買ってみようと思いました。
・チョコを買うのが一個だったとしても、アフリカの人が一人笑顔になると考えました。
・いつも何げなく買っている物にもよく目を向けようと思いました。(中略)何気なく買っている物にも目を向けてもっといろんなことを知りたいと思いました。
これからを作り出す子供たちには、今以上に自分の周りのこと、世界のことに関心をもてる人になってほしいと思います。