夢や目標を追いかけ、ひたむきに
校長の稲吉です。
1月14日(土)、3年ぶりに「愛知駅伝」が開催されました。
ご覧になられた方も多いことと思います。
小学生、中学生、ジュニア、一般、それぞれ男女で作られるチームにおいて、西尾市は、市の部において5位でした。とても立派な結果だと思います。
この大会には、私の住んでいる幸田町も出場し、町村の部で5位でした。
この駅伝を見ていて、思い出したことがあります。
幸田町の話となり、申し訳ありません。
私が以前勤務していた小学校で、当時、6年生の男の子がこの愛知駅伝に出場しました。
その小学校では、全校で、毎日、マラソンに取り組んでいました。
彼は、毎日、誰よりもたくさん、誰よりも早く走ることを頑張っていました。結果もですが、姿でも全校をリードしていました。
陸上部のない中学校でしたが走ることを続け、県内の駅伝が有名な高校で頑張り、そして、大学では青山学院大学に進みました。箱根駅伝では、区間エントリーまでされましたが、当日変更で箱根路を走る一歩手前まで行きました。卒業後は、企業に入ってからも走ることを続けています。
元日に行われたニューイヤー駅伝を見ていると、その最終区で、大学時代に箱根駅伝を走ったり、オリンピックに出場したりした有名選手に混ざって、懸命に走る彼の姿を見つけました。
愛知駅伝に出場してから13年。
ずっと走り続けている彼の姿に感動するとともに、自分の夢や目標をしっかりともち、それに向かってひたむきに努力をすれば、それは形となるんだなあと強く感じました。
自分の夢や目標に向かって、一心に努力し続けることは、並大抵の気持ちではできないことだと思います。しかし、自分に挑戦する心を子供たちには育てたい、そう言った経験を積ませたいとも考えます。
新たな年となり、お子様は、どのような目標を立てたでしょうか。
新学期になり、担任から、子供たちの成長を感じた1週間だったという声を多く聞きます。
子供たち一人一人が大きく成長し、次のステージにつながる3学期としたいと思います。
よろしくお願いいたします。