どう判断する
校長の稲吉です。
本日、2時間目と3時間目の間の休憩時間に地震の避難訓練を行いました。
通常は、主に全員が教室等にいる状況からの避難が多いのですが、本日は、休憩時間ということもあり、子供たちは、校内のそれぞれの場所にいるところから始まりました。
事前に担任から、さまざまな想定の話があり本日を迎えたため、スムーズな避難ができました。
子供たちには、学校では必ずしも先生たち大人が近くにいるわけではなく、様々な状況で地震が起こる可能性があることを話しました。例えば、
・トイレに入っていたらどうするか。
・体育館にいたらどうするか。
・登校中に地震が起こったら、どうするか。班長はどのような指示を出すのか。
・1・2年(1・3年)下校中だったらどうするのか。
などです。
私の問いかけに対して、すぐに反応できる子がおり、すばらしいと感じました。
地震で大きな揺れを実際に感じると、動揺してしまうことも多いはずです。
そのような時に、きちんと考え、動けるようにするために避難訓練があります。
子供たちには、避難訓練のたびに「真剣にできましたか」と問いかけています。
様々な状況に対応できるように真剣な訓練を積み重ねること、私たちが指導をしていくことも大切だと考えています。
同じように、子供たちには、学年が上がるにつれ、「状況を把握し自分で判断できる力」をつけたいと考えます。(これは、大人になってからも大切になる力だと考えます。)
本日の避難訓練をご家庭でも話題にしていただき、ぜひ、様々な場面での想定をしていただければ幸いです。