目に浮かぶよう
校長の稲吉です。
本日、1時間目に「作文発表会」がありました。
まず、5年生の四方可奈子さんが、題名「おばあちゃんの茶道セット」の作文を朗読しました。
その後、図書ボランティアの髙山様が、2年生の鳥居汰透さんの、題名「大好きな図書室」の作文を朗読してくださりました。
最後に、図書ボランティアの阿部様が、「天人女房」の絵本の読み聞かせをしてくださりました。
聞いているだけで、その時の動きや表情、様子が目に浮かんでくるような作文でした。また、読み聞かせも、浮かんでくる情景に、子供たちは、どんどん作品に惹き込まれていきました。
子供たちは、この時間を通して、作品の内容や表現のよさを見つけることができたと思います。
阿部様、髙山様、ありがとうございました。
今、子供たちは、作文に取り組んでいます。
特に低学年の保護者の皆様には、多大なお力添えをいただいています。
保護者の皆様のご協力があるからこそ、子供たちは、生活の中で感じたこと、思ったことなどを丁寧に、豊かに表現することができています。
スマホやタブレットの情報端末とともにSNSの急速な普及が進んでいます。
これからを生きる子供たちにとっても、これら情報端末はなくてはならないものとなると想定されます。
その中にあっても、自分の考えをまとめ、整理し、丁寧に表現できる力は、どの時代になっても変わらず必要になると考えています。
その意味からも、継続して取り組んでいる本校の作文(書くこと)への取り組みは大切にしたいと思っています。
保護者の皆様には、お忙しい中とは思いますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
中庭では、セミが鳴き始めました。
着実に夏が近づいてきています。