1学期、ありがとうございました
校長の稲吉です。
本日で1学期が終了しました。
4月4日の始業式・入学式から、今日で73日目の登校日でした。
保護者や地域の皆様の温かいご理解とご協力のおかげで、今年度は、年度当初から新型コロナウイルス感染症による制限等を気にすることなく、思い切った活動を行うことができました。
私たちは、1学期の取り組みをしっかりとふり返り、2学期につなげていきたいと考えます。
終業式では、主に次のような内容の話をしました。
(略)
みなさん、1学期、何が頑張れましたか?どんなことができるようになりましたか?
みなさん自身もですが、となりや周りにいる、みなさんの仲間は、何を頑張っていましたか?何ができるようになっていましたか。
今日は、それをしっかりとふり返る日です。
頑張ったことは色々です。
(中略)
毎日、発言ができたことも頑張ったこと。
これまで恥ずかしくて手をあげることができなかったのが、少しずつ手をあげることができるようになったことも頑張ったこと。
頑張ったこと、できるようになったことは、人によって違うかもしれません。
大切なのは、自分や友達の中で頑張ったこと、できるようになったことを見つけること、見つけてあげることです。
ただ、その頑張ったこと、できるようになったことに満足しないことも大切です。そこから次のレベルを目指せたら、みんなは、もっともっと成長できます。
もちろん、できなかった、悔しいという思いも次につながる大切な反省です。
(略)
主にこのようなことを話しました。
本日、通知表をお渡ししました。担任からは子供たちに声もかけています。
ぜひ、通知表を挟んで、子供たちと1学期の成長を振り返っていただければ幸いです。
明日から夏休みが始まります。
子供たちには、学校に登校した半分以上の夏休みがあるので、楽しいことをしつつも、自分を成長させられるとよいと伝えました。
そして、最後に、いつものことですが、「命を大切にすること」を私からの最大の宿題としました。
この夏は、これまで以上の厳しい暑さが予想されます。熱中症、事故や事件等、子供の周りにはたくさんの危険があります。
だからといって何もしない夏休みは避けたいと考えます。
様々なことに子供や大人が気を付けながらも、子供たちが豊かな生活経験が積めることを期待しています。
梅雨が明け、空が高くなったように感じます。
窓を閉めていても、校庭のセミの鳴き声が、急に聞こえるようになりました。
本格的な夏がやってきます。
すてきな夏休みをお過ごしください。
改めまして、保護者や地域の皆様のご理解とご協力のおかげで1学期を終えることができることに感謝を申し上げます。
1学期間、本当にありがとうございました。