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2023年9月 1日 (金)

自分から行動できる2学期に

校長の稲吉です。

2学期がスタートしました。

 

1学期の終業式、子供たちには私から「命を大切にすること」という最大の宿題を出しました。

夏休み中、大きな事件や事故、病気やケガに関する連絡がなく、「命が大切にできたこと」を何よりもうれしく思っています。

 

家庭での充実した生活、安全面や健康面での配慮など、保護者の皆様に改めて感謝を申し上げます。

 

朝、校長室にいると前の道を元気に走っていく子供の姿がありました。そんな子供たちの姿を見ていると、パワーをもらえる気がしました。

 

本日は地震の避難訓練も行いました。

子供たちには、いつも、避難訓練は「真剣に取り組むことが大切だ」と伝えています。

関東大震災から100年目を迎えることや、被害の大きさ、室場でもいつ起こるかわからないこと、いざという時のために訓練があることを伝えました。

ぜひ、ご家庭でも話題としていただければと思います。

 

始業式では、新型コロナウイルス感染症による制限が緩和されてきているため、2学期は、今まで以上に友達と話し合ったり、協力し合ったり、競い合ったりしながら、勉強や運動、遊びに取り組めるとよいと話しました。

 

そして、特に期待をしていることとして、「自分から行動できるようになってほしい」と伝えました。

友達や先生に頼ってばかりでなく、自分ができること、自分がやらないことを見つけたり、判断したりして、行動できる力を少しずつつけ、全員が活躍できる2学期になることを期待していると話しました。

 

自分から行動できることは、周りをよく見ること、雰囲気を感じ取ること、先を見通すことなど、様々な要素が必要となります。でも、どれもが大切なことで、ぜひ、子供たちには身に付けてほしいと思っています。

私たち自身も、しっかりと子供たちを支えていきたいと考えています。

 

行事もたくさんあり、集中して勉強するのに適した季節になってきます。

子供たちが、一回りも二回りも大きく成長できる2学期にしたいと思います。

2学期も様々な部分で保護者や地域の皆様に支えていただきながら、子供たちの成長のために教育活動を展開していきたいと考えます。

どうぞ、よろしくお願いします。

中には、夏休み明けで、学校生活に不安を抱えているお子様もいるかもしれません。もし、ご家庭での様子がおかしい、お子様が不安を口にするなどがありましたら、いつでも、学校までご連絡ください。