やはり夢中になる
校長の稲吉です。
今回も多読賞の表彰をしました。
今回は150冊を借りた5名と200冊を借りた1名の子を表彰しました。
12月にも他の子を同じ内容で表彰しましたが、今回の子もたくさんの本を借りて読んでいます。1日に1冊の本を借りて読んでいるといってもよいかもしれません。
「一日に3、4冊借りるよ」
という子がいて驚きました。
その文量や内容は、その子に応じていると思われますが、それでも、これだけ多くの文字を読むことは、子供にとって良い影響をもたらすと考えています。
私自身、大学生の時から好きな作家がおり、大学生の時や教員になってから、一時期、その表現方法をまねて文章を書くことも多くありました。(全くうまく書けませんでしたが・・・)
以前にも書きましたが、本からは、このように表現方法を学ぶこともできますし、想像力も高めることができると思っています。
きっと、子供たちにもこういった影響はあるはずです。
先日、教員が入れ替わっての読み聞かせのお話をしました。
私も6年生に読み聞かせをし、その絵本を何冊かの候補から選びました。
選ぶために読んでいると、絵本という短い文章にもかかわらず、考えさせられたり、感動したりさせられたりしました。
思わず夢中になってしまいました。
私の下手ながら読む絵本を真剣に聞いてくれる6年生の姿からも本のもつ力を感じました。
今も夜に本を読んでいますが、区切りのよいところと思いつつ、次へ次へと進んでしまいます。(そして、寝不足になってしまいます。)
今日までが読書旬間でした。
この期間に限らず、子供たちが、本に夢中になれる時間を作れるとよいと思っています。