人権週間
校長の稲吉です。
12月4日(日)から10日(土)までは、第74回人権週間です。
1948年12月10日、国際連合において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものです。(法務省HPより)
先日、紹介をしましたが、11月28日(月)に「思いやり集会」を行いました。友達のとかかわり方やいじめ等について考えました。これも、一人一人の人権を考える機会となっています。
本日の朝会では、この人権週間についての話をしました。
まず、「人権週間とは、何をすればよいのでしょうか」と子供たちに聞きました。
その後、図書館にある絵本「わたしはあかねこ」を読みました。(下手ですが)
(あらすじ)
真っ黒なくろねこ父さんと、真っ白なしろねこ母さんから生まれた「私」である、「あかねこ」
他の兄弟は、しろねこ、くろねこ、しまねこ、ぶちねこと、くろねこ父さんとしろねこ母さんの毛の色を受け継いだ色なのに、「私(あかねこ)」だけが違った色でした。
父さんや母さん、他の兄弟が、その毛色を心配して何とかしようとしますが、当の「私(あかねこ)」は、他と違っていてもその毛色が気に入っています。
自分のことを認めてもらえない「私(あかねこ)」がとった行動とは・・・。
お話の続きと、お話を聞いて、どう考えたかは、ぜひ、子供たちに聞いてみてください。
話の最後に、この人権週間では、
「自分を大切にすること」
「まわりの人を大切にすること」
について考えられるとよいと話しました。
「人権」とひとくくりにしてしまうと、子供たちは難しく感じるかもしれません。
この人権週間を機に、ご家庭でも身近な例をもとに考えていただければ幸いです。