「かわいくない。」
校長の稲吉です。
日ごとに蒸し暑さが増してきました。
先週末から天候に恵まれ、子供たちはプールに入り始めました。蒸し暑さの中ですが、楽しさと気持ちよさが、子供たちの声から伝わってきます。
タイトルの「かわいくない」。
みなさん、どのように感じましたか。
子供たちがよく使う言葉ですが、この言葉、語尾を上げるか(「かわいくない⤴」:かわいいと思うよ。どう?)、下げるか(「かわいくない⤵」:かわいいと思わないよ。)で、その意味は全く変わります。
実際に声に出せばすぐに理解できますが、画面上や文面上ではその意味は伝わりにくく、時には誤解を招きます。
6月11日(土)の授業参観の折に、5・6年生の子供と保護者の方を対象とした「ネットモラル教室」を開催しました。(その様子は、ブログでお伝えをしました。)
そこでは、スマートフォンやゲーム機等によるインターネット接続から発生するトラブルの事例とその対応について教えていただきました。
「かわいくない。」は、その一例でした。
スマートフォンやタブレット、ゲーム機等を使い、インターネットに接続する以上、子供たちがトラブルに巻き込まれる可能性は0ではありません。自分には関係ないと思っていても、実は気づかないうちに巻き込まれていたり、場合によっては友達を巻き込んでしまったりすることもあります。
5月から2年生以上で週に一度のタブレットの持ち帰りが始まりました。
学校でもネットモラル教室をはじめ、これら情報端末の使い方については、十分、指導をしていきたいと考えています。
ぜひ、ご家庭でもタブレットの持ち帰りを機に、家庭での使い方等について話題としていただければ幸いです。
参考までに、愛知県教育委員会生涯学習課が令和元年度に実施した「家庭教育に関する調査研究」内にある、携帯電話やスマートフォン、インターネット接続についての結果について以下に掲載します。よろしければご覧ください。
なお、授業参観では、3年1組が図書室で、百科事典の使い方についてクイズを出し合いながら学んでいました。インターネットはとても便利ですが、こういった本からの学び、本を使った学びも大切にしていきたいなあと思います。
<令和元年度「家庭教育に関する調査研究」(一部抜粋)>
県内の保護者(愛知県内の幼稚園・保育園年長児、小学校2年生、小学校6年生、中学校3年生をもつ保護者 約3,000人)を対象として実施されました。
r01保護者調査結果01.pdf r01保護者調査結果02.pdf r01保護者調査結果03.pdf
(該当リンク先)https://www.pref.aichi.jp/site/kateikyouiku2/tyousakenkyuu.html