命について考え、命にかかわる仕事の重みを知る
2年生国語の授業で、「マドゥー の地で」を学習しています。作者の貫戸朋子さんは国境なき医師団に日本人として初めて参加した方です。
2年6組の生徒は、助かる見込みがない子どもの酸素ボンベを貫戸さんが切る決断をした葛藤について考えました。「たくさんの命を守るために一人の命を犠牲にするのは仕方がないよ。」「でも、それは一つの命を殺すことだ」「酸素を供給されず死んだ子どもの家族を思うと仕方がないなんて言えない!」真剣に挙手する生徒の意見を聞いて、少し泣けそうでした。(2年生科任)