今日の給食
今日のメニューは、ご飯、牛乳、さばの銀紙焼き、野菜のなめ茸からしあえ、芋煮汁です。(747kcal)
「芋煮」は、里芋の収穫期の秋から冬によく食べられている山形県の郷土料理です。里芋や牛肉、こんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを主な具材とした鍋料理です。稲刈りが終わる秋に食べごろを迎える里芋は古くから庶民の味として親しまれており、里芋を用いた収穫祭や地域交流の場として屋外で大きな鍋を囲む「芋煮会」は、300年程前より行われています。
里芋は、芋類の中ではカロリーと糖質が低く、食物繊維やミネラルなど多くの栄養素が含まれています。里芋特有のぬめりには、「ガラクタン」や「グルコマンナン」という水溶性食物繊維が含まれています。糖質の吸収をゆるやかにして血糖値を下げる働きや、腸内環境を整える成長作用があります。