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2021年2月24日 (水曜日)

PTA教育講演会をご覧いただけます

 2月9日に実施した「PTA教育講演会」をYouTubeでご覧いただけるようになりました。

*こちらをクリックすると視聴できますPTA教育講演会のようす

 今年は、東日本大震災から10年の節目です。経験者の生のお話を通して、防災について考える機会にしていただけましたら幸いです。ぜひご覧ください。

 

 講師は、10年前、当時6年生で東日本大震災を経験した志野ほのか氏です。宮城県石巻にいる志野ほのか氏とオンラインでつなぎ、6年生がお話を聴きました。

*そのときの記事です→ 【PTA】教育講演会

 

~~~講演を聴いた6年児童の感想をご紹介します~~~

・災害は、いつどこで起きるかわからないから、普段から意識することが大切だと思いました。そして、避難しても本当に大丈夫とは限らないから、避難しても安心しないようにしたいです。誰かが亡くなると悲しいのは当たり前だし、「(大切な人と)いつでも一緒にいられるとは限らない」とほのかさんはおっしゃっていました。大切な人と一緒にいられるのは当たり前じゃない、ということを、しっかりと心に刻んで生活していきたいと思います。

・自分の辛い経験を人に話すのは、思い出したくないことや怖かったことなどを伝えるということだと思います。思い出したくない過去を人に伝えるのは、一人でも多くの人の命を救いたいという気持ちがあるからだと思います。そんな風に自分を犠牲にできるほのかさんはすごいなと思いました。こうやって語り部として活動している人のためにも、防災についてもっと学びたいと改めて思いました。

・階段を上るか、ステージの方へ行くか、少しの判断で簡単に命がなくなってしまう。まるで「クロスロードゲーム」みたいだなと思いました。「ほのかさんだったら、何を基準に逃げる方向を決めますか」と質問したら、「とても難しい質問だね」とおっしゃいました。津波を経験したほのかさんでも、命が関わる判断は難しいのかと思いました。どんなときに災害が起きても、すぐ判断し、避難できるように、今日聞いたことを忘れず、活かしていきたいです。