5年 理科 種子のやる気スイッチを探せ①
4年生でゴーヤなどのツル植物を育てたことを覚えていますか?植物は、種子から芽が出て(発芽と言います)、子葉ができ、だんだんと育ちます。そして、種類によっては、花が咲き、実ができ、また種子ができます。植物の成長までは、学びましたね。
では、種子はどんなときに発芽するのでしょうか?何もなくても発芽するのであれば、種子を保存しておくことはできません。でも、種子はお店で売ってますよね?勝手に発芽したら、お店の人は困ってしまいます。そんな種子は、とある条件がそろうと発芽をします。その条件とは??
家で実験をして、種子の発芽条件=種子のやる気スイッチを探ってみましょう!
今回は、実験の準備の紹介です。
※ワークシート・インゲン豆・脱脂綿(だっしめん)は、第1回の分散登校日に配付します。
⓪準備
・第1回の分散登校日に配付するインゲン豆の種子3つぶ、脱脂綿(だっしめん)2枚、はさみ、容器(とうめいなものがよい、プリンの空き容器や茶わんなどでもOK)を3つ用意しよう。
・脱脂綿2枚をはさみで、半分に切ろう。
・3つの容器にア、イ、ウがわかるように印をつけよう。
・脱脂綿を容器の底に入れよう。
①実験
・ア~ウの容器の脱脂綿の上に、インゲン豆の種子を置こう。
〔ア〕:水を入れない
〔イ〕:種子の半分までがつかるように水を入れる
〔ウ〕:種子がすべてつかるように水を入れる。
これで準備OK!!
②観察
・ア~ウの容器を毎日観察しよう。
※イとウの容器の水がへってきたら、水を追加しよう。
③結果
・ワークシートに記録をしよう。
※記録するところがなくなってしまった場合は、自由帳や昨年度の理科ノートのあまっ
ているページをうまく利用して、用紙を追加しよう。
④考察
・プリントにあるように、それぞれの条件のちがいを見つけて考えたことを書こう。
≪5年生のみんなへ≫
家で実験をしてみよう。種子が発芽するためのやる気スイッチは、いくつかありますよ。今回の実験で見つかるやる気スイッチは、ずばり2つ!!何と何が種子の発芽に必要なのか、実験を比べて考えてみよう!