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2020年5月 7日 (木曜日)

音読を楽しく

 毎日音読をがんばっていますね。国語の授業では、その日のめあてに合わせて、音読します。学校で、友達と声を合わせて読むと楽しいですね。家族といっしょに音読してみよう。こんな方法はどうかな。

その1 マル読み

 「。」で交代して音読します。慣れてきたら、間違えたらやり直し!というのもゲーム感覚で楽しいです。自然と緊張感をもち、正しく読めるようになります。

その2 ぼく読み

 登場人物を、「ぼく」「わたし」に置き換えて読んでみましょう。登場人物になりきることができて、主人公はこんな気持ちだったんだ、と気付くかもしれません。おうちの人に、主人公を自分の名前で読んでもらうのもいいですよ。

その3 役割読み

 登場人物が何人か出てくるお話は、役割を決めて読んでみよう。ついでに動きもつけてみよう。登場人物どうしはどれぐらい離れているのかな、どんなふうに話しているかな。文章を手掛かりにして、映画のように再現してみよう。

おうちの方へ

 音読を楽しくする工夫について、ほんの一端を紹介しました。音読は、すらすら読めるようになることが目標です。が、実はその先に、大切な力があります。それは、【読み取る力】です。これが、大切。算数、理科、社会…他の教科でも役立つことはもちろん、コミュニケーションの力にもつながります。動画やテレビは、すべてが情報として入ってくるので「らく」なのですが、頭を使って読み取ることは少ししんどい作業です。でも、文章中の言葉や表現を理解し、頭の中に、映画のように情景を組み立てられると、視野が増え、世界が広がっていきます。