防災学習会
9月11日(火)の5時間目に、防災学習会を行いました。各学年ごとに防災に関する学習に取り組みました。
<1・2・3年生 DVD鑑賞>
防災への意識をもつために、「地震はかならずやってくる」のDVDを、体育館で鑑賞しました。アニメでしたが、愛知県に地震が来て家族が離れ離れになり、安否が確認できない映像が流れました。子どもたちは、「本当に地震はこわいな。」と感じました。
<1年生 防災カルタ>
1年生は、教室で防災カルタを行いました。「非常食の賞味期限は大丈夫?」「電池のない懐中電灯は意味ないよ。」などの札があり、友だちと競いながら楽しく防災について学びました。
<2年生 防災ダック>
2年生は、「防災ダック」というゲームをしました。たとえば、【地震】→「ダック」と言って頭を押さえるポーズをとる。【火事】→「うっ」と言って口を押えて煙を吸わないポーズをとる。【津波】→「ピュー」と言って腕を振って早く逃げるポーズをとる。危険から身を守るポーズを、楽しみながら覚えることができました。
<3年生 防災カードゲーム>
3年生は、「防災カードゲーム」を使い、地震や津波による様々なトラブルに対して、役立つアイテムを考える活動をしました。「阪神淡路大震災のときには、バケツリレーで火を消したんだね。」「血を出している人を手当てするには、大きいハンカチをもっていると便利なんだね。」など、身近で手に入りやすい物が、災害時には役立つことを学びました。
<4年生 心肺蘇生法とAED>
4年生は、心肺蘇生法とAEDの使い方について、場面別学習会を行いました。その後、知域防災研究会の山下先生を招いて、トリアージの学習を行いました。どの子も「自分の大切な人を守る」をテーマに、真剣に取り組みました。※知域防災教育会:知の領域で体系化し地域防災に還元する。
<5年生 救助袋降下訓練 応急手当>
救助袋降下訓練では、3階の教室かららせん状になっている救助袋の中を通って1階まで降りました。子どもたちとって初めての経験で、足を尺取虫のように動かして降りていくのが難しそうでした。三角巾による応急手当では、頭をけがしたときと、腕を骨折したときの三角巾の巻き方を体験しました。毛布による搬送体験では、落とさないようにしっかりと持つこと、担架に寝ている人の足のある方から移動することを学びました。
<6年生 子ども防災会議と講演>
はじめに防災コミュタイムを行いました。子どもたちが夏休みに家族と一緒につくった家庭防災マニュアルの中で、みんなに聞きたいことについて話し合いました。次に、夏休みに消防体験を行った子どもたちが、その時の様子を報告しました。最後に、名古屋大学の教授である飛田先生から、防災についての話を聞きました。6年生の自分たちにできることについて具体的な取り組みを知ることができました。学校のリーダーとして一人一人が防災への意識を高め、行動する力をつけていきたいと思います。