「思いやりを形に」
一つ目は、本日実施した避難訓練です。
避難訓練は、自分の命だけでなく仲間の命も守るために実施しています。
今日は4分16秒でした。昨年9月に実施した時は4分35秒でした。たった19秒ですが、そこにこだわることが大切です。なぜなら、落ち着いて素早く行動した結果であり、思いやりの表れだからです。
二つ目は、マスクです。
コロナ対策のため、皆さんもそして先生方にもマスク着用をお願いしています。マスク着用は、コロナウイルスの侵入を防ぐためよりも、自分の飛沫から仲間を守るためにするものです。わかりやく言えば、マスクは友達や家族を守るためです。これも思いやりを形に表した一つです。
三つ目は、「好きでかかったわけじゃない」です。
愛知県には508人の感染者がいます。私はその中で25人ぐらいの人と知り合いです。メールや電話で話すと「ごめんなさい」「すみません」と言います。私は、「好きでかかったわけじゃない。練習をしていただけ。早く治して!」と伝えます。
コロナとの戦いは、まだまだ続きます。もしかしたら、私も含めて先生の中で、また皆さんも感染してしまうかもしれません。誰も好きでかかったわけではありません。仲間の早い回復を願い、あたたかく迎える雰囲気をつくっていきたいです。
最後に、思いやりとは自分と同じくらい仲間のことを大切に思うこと。そして、その思いを行動や文字で表す幡豆中生でいることを願っています。
幡豆中学校長