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2024年6月26日 (水)

学校新聞「けやき」

「修学旅行を終えて」

修学旅行担当 大橋 昇悟 

 スローガンに「気球」を掲げ、5月28日から5月30日の3日間、東京都を中心とした関東方面に修学旅行に行きました。1日目は、国会議事堂、東京スカイツリー、浅草寺・仲見世通りの散策など、学年全体で都内各所を訪れ、たくさんのことを学びました。2日目は、博物館、官公庁、歴史・文化、スポーツ、情報科学、大学の6コースで研修を行った後、班に分かれて電車やバスを使い、都内を中心に散策をしました。道に迷い計画どおりにいかなかった班もありましたが、班別研修を終えてディズニーシーのゲートに入場する生徒たちの報告や表情から、仲間との絆を深めることができたということが伝わってきました。3日目は、クラスごとに都内や関東方面に分かれて体験や見学、昼食を食べてクラスの絆を深めました。

三日間を通して多くを学び、楽しむこと、そして、スローガン「気球」の行動目標である「周りの人の気持ちを考える」「感謝の気持ちをしっかりと伝える」「楽しむとき、学ぶときのきりかえをする」を意識して行動する姿が多く見られました。学年目標『雲外蒼天』の達成を目指す3年生、それぞれが最高の思い出をつくり、成長することができました。今後の学校生活でさらに成長する姿を期待しています。

「社会に向かって一歩」

職場体験学習  武田 悠史 

 西尾市を中心に多くの事業所にご協力いただき、職場体験学習を行いました。自分の将来の姿を思い描くため、事前学習で考えたそれぞれのテーマを胸に3日間を過ごしました。

1日目は大雨に降られ、活動を満足にやり切れない事業所もありました。しかし、2日目以降には、真剣な面持ちで野菜を洗ったり、明るい笑顔で児童と関わったり、体験先の方のお話に聞き入ったりと輝かしいみなさんの姿を見ることができました。ある体験先では「生徒のみなさんは本当によくやってくれている。ありがとう。」というお言葉をいただき、こちらまで誇らしい気持ちになりました。先輩方が培ってきた信頼を後輩へつなぐことができたのではないかと思います。

学校の外へ出る初めての行事ということで、2年生は昨年度から丹念に準備を重ねてきました。今回、一連の学習を通して、社会に属することの責任や礼儀の大切さなど、多くのことを体感し、気づきや学びを得ました。今回の経験を、冬の自然体験学習へつなげていってほしいと思います。

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「限られた時間を大切に」

3年部活動担当 山田 理乃 

  先日、2年生が中心となり、部活動激励会が行われました。「3年生に悔いなく最後を迎えてほしい」「お世話になっている先輩にエールを送りたい」という思いが3年生にひしひしと伝わり、「もう最後なんだ」と実感が湧くと同時に、「このメンバーで練習できる日を大切にしたい」「目標を達成できるように、今まで以上にがんばる」など、よりいっそう気合いが入ったことを感じます。

楽しいことばかりではなかった2年半。結果を出せず悔し泣きした日。仲間とうまくいかなかったり、思うように体が動かずもどかしくなったりして、足が遠のいたこともあったかもしれません。でも、そんな日々ばかりではなかったからこそ、いざ終わりを迎えると、寂しく、悲しくなるのだと思います。もうすぐ訪れる3度目の夏が3年生にとっての集大成となります。そのために「今」できることをやりましょう。時間を伸ばすことはできません。「明日からがんばればいいや」と言っている場合ではありません。戻れない場所になる前に「今」を大切に。今まで積み重ねた努力を自信に変え、本番で力を発揮しやりきって終えられることを願っています。

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