9/1 始業式
長い夏休みがおわり、9月1日いよいよ第2学期が始まりました。今年は、体育館の工事のため、運動場での始業式を計画していましたが、雨が降ってきたため、急遽放送での式になりました。玄関前にマイクを設置して、式を実施しました。(私の横にあるカボチャは、地域の方が飾ってくださったものです。)
--校長の話--
みなさん、おはようございます。第二学期が今日から始まります。全校の皆さんがこうして元気に登校できたことが、何よりもうれしいです。今日から、また、運動に勉強に全力でぶつかっていってください。
今日は、2つのお話をします。
1つ目、休み前に私とした二つの約束覚えていますか。
1.飛び出しはしません。
2.大きな声であいさつします。
残念なお知らせをしなければなりません。交通事故0は、165日で途絶えてしまいました。自転車での飛び出しで、自動車とぶつかってしまいました。運良く、かすり傷程度で済み、命が助かったことが何よりでした。
もう一度皆さんに聞いてみます。
交差点では、必ず止まりましたか。
事故には遭わなかったけれど、飛び出して、ひやっとしたことはありませんでしたか。
左右を確認せずに飛び出したことがあった人はいませんか。
今まで、事故に遭わなかったから、飛び出しても大丈夫だよ。と思っていませんか。
事故にあおうと思って、事故にあう人はいません。だから、今までは大丈夫だからといって、これからも大丈夫ということは、決してないのです。
「交差点では、必ず止まって、左右の確認をする。」この当たり前のことを、いつでも、どんなときでも、できるようにすることがとても大切です。
この一人一人の小さな積み重ねを続けることが大きな力になります。
さあ、それでは、もう一度、校長先生と約束してください。私に続いて、大きな声で言ってください。「飛び出しはしません。」
2つ目は、防災のお話です。
今日、9月1日は、何の日か知っていますか。
「防災の日」です。今から91年前、東京・神奈川を中心に関東大震災が起き、10万人を超える人々が亡くなりました。災害に常に備える必要を忘れないために9月1日は、「防災の日」と定められています。
3年前の東日本大震災は、まだ記憶に新しいですね。今もなお、自分の家に住むことができず、仮設住宅に暮らす人が3000人を超えているそうです。
先日の広島の山崩れでは、70人を超える方が亡くなっています。「災害は、忘れた頃にやってくる。」昔からいわれていることですが、いつ来るのか、予測ができないのが、災害なのです。 そうした災害から自分の命を守るために、何が必要なのでしょうか。
日頃から、災害に備えた訓練をすることと、災害にあったら、どこへ逃げたらよいか、何を持って逃げたらよいか、逃げた後、どのように家族と連絡をとるか。などを事前に準備し、心構えをしておくことが大切です。
南部小学校でも、保育園と合同の地震・津波の避難訓練を行います。今年は、11月5日に国が行う「地震・津波防災訓練」に全校で参加します。真剣に訓練に参加し、準備をしておきましょう。
交通事故にあわないこと、災害に備えること、2つとも「命を守る」ことです。命があればこそ、笑顔になれます。私たちの命は、1つしかありません。大切な命を自分で守る、そのために、自分で何をしなければならないか、考えてみてください。
最後に、校舎のトイレ工事がまだ続いています。体育館の工事は、12月まで続く予定です。不自由ですが、そんな中で、楽しく、充実した二学期にするために、皆さんと先生たちでがんばっていきましょう。笑顔いっぱいの二学期にしていきましょう。