1年福祉教室 「ピカリコ」を訪問
11月19日の5・6時間目、1年生は福祉について学ぶため、身体障害者療護施設「ピカリコ」を訪問しました。
施設開所の経緯、施設で働く方の思いなどのお話を伺い、施設内を見学しました。
身体障害者療養施設「ピカリコ」について
(三河地方の深堀り情報サイト「みかわこまち」より引用)
永谷由美さんは、脊髄性筋萎縮症という難病を抱えながら、英検の準一級に合格。アメリカ旅行で、アメリカの障害者が自立して生きている姿を目の当たりにして、自分たちの現状を変えていこうと決意。同じ仲間が生きる喜びを共有できる施設の建設をと立ち上がりました。
しかし、平成9年、29歳の若さで天国へ旅立ってしまいました。母である永谷和子さんや磯貝総一郎さん、さらに多くの障害者と家族によって、その意志は引き継がれ、ピカリコとなって生まれ変わったのです。
「共に生きること、支え合うことの中にこそ、喜びも幸わせもあると信じ、そのことが実感できる社会の実現に向かって、一歩一歩、歩み続けること」を願って─。
今では、地域になくてはならない存在となっています。