ツマグロヒョウモンの幼虫
中畑小学校のビオラのプランタ-の周りで「たくさんの毛虫(1年生の小指ほどの大きさ)を発見!」と低学年の子どもたちが騒いでいました。しかし、6年生はこともなげに、その黒地に赤の鮮やかな模様の幼虫を大切そうにつまみます。「これはツマグロヒョウモンの幼虫で毛虫じゃないので刺さないよ。」と教えていました。さすが6年生。今、職員室の東側にプランターを集めてあります。
ツマグロヒョウモンはもともと南方系のチョウでしたが、温暖化につれ、北上をし、愛知県でも普通に見られるようになりました。幼虫の食草はスミレ科の植物です。パンジーやビオラが街中で見られる昨今、ツマグロヒョウモンにとっては棲みやすいのでしょう。中畑小学校のビオラのシーズンはそろそろ終わります。幼虫たちはそれに合わせるように蛹になる安全な場所を探し始めました。そこに成虫(♀・メス)がやってきました。(校長)